亀井丸様脱走事件
イメージ写真 2001,summer











流木によじ登って、足掛かりにして、
四輪駆動に物をいわせ、網をのりこえ・・・



不安定な足下をものともせず、かめぢからで、蓋を押し上げ、おでかけになったにちがいない。



ゴールまでの図解。簡単に外へ出られるのに、敷地からは出ていかなかった。



外の運動にはくれぐれも、
気をつけて!

あれは、忘れもしない・・・日にちはわすれちゃったけど、たしか、6月の20日くらい・・・だったかな?
(^^)> エへ

わが、亀井丸さんが外の運動場から脱走するという大事件が発生しました!

その日は梅雨の晴れ間で良いお天気。洗濯物と亀井丸さんをお外に干して、夕方取り込みましょうと、いつもの日課をこなすだけのつもりでした。
せっかくの日曜日なので、萩へでかけ、美術館と萩焼めぐりをちょろっとし、夕方帰宅。・・・しかし

あれ?亀井丸がいないよ?

一瞬状況がのみこめません。だって、脱走できる構造になっているとは思っても見なかったから。
よく、コントで誰かをさがすとき、茶わんの下までさがしますが、まさしく、あれをやっている自分に気付き、笑っちまっ・・・いや、笑えんて。
小石の下にも(だからいないって)土の中にもいない!

脱走したんだ!
(ようやく気付く)

えーーーーん。亀井丸ちゃんがいないよう!

習性的には、何かの下や茂みの中などに潜り込んでいるはず。でも、山野のような我が家の放任の庭を捜索するも空しく・・・。しかも、庭の隅には溝蓋のない雨水用の深い側溝。ソコに、うさぎちゃん宜しく、おっこっちゃって、歩いて用水路なんかにでちゃったりして・・・・。あるいは、うちの敷地は道路との境も門扉などで閉鎖していないのでいつもオープン。とことこ歩いて道路に出ていって、車にひかれて・・・。運良く、誰かに拾われたとしても、「あ!ミドリガメ!」とかいわれて、バケツに水をいれられて、どんぶらこっこして体力を消耗しつつ・・・!!!(よくあるらしいです)それとも、こどもがひょっこり入ってきてもってちゃったかなあ?(しかも、水の中で飼いはじめるにちがいない。りくがめなんだよう!)

ああ、怖い考えしか浮かばない。

そうだ、警察にとどけられているかもしれない。電話しよう。良く、「イグアナの飼い主さんや〜い」とか新聞に出てるもの。
「あの〜〜〜、拾得物とか調べるにはこちらでいいんですか?」と電話。
「?何か落とされましたか?」との質問に答えないわけにもいかず
「カメ・・・・なんですけど」
その答えを邪見にすることもなく、カメの特徴やあたしの連絡先、歳まできかれちゃった。いやん。

それから、地域のミニコミ紙に出そう。「かめさがしてます」って。

そうこうするうちに、日もとっぷりくれ、できることといえば、得意の貼紙づくりだ!デザイナーやってて、こんなところで、活かされるとは!ああ、よかった。
しかし、動揺しているし、デザインの余地もなく(当たり前だのクラッカー)「カメを探しています。リクガメです。野菜を食べます。水には入りません。噛み付きません」と写真入りで貼紙をつくり、電信柱にはることにしました。

翌朝、お隣さんにも見つけたら、よろしくと声をかけ、庭を再び捜索。

・・・いないよね。やっぱり。
さすがに、諦めることも覚悟してきました。自業自得。ほんとにごめんね、亀井丸。でも、あんたの名前は姓名判断で大大吉を選んでつけたから、きっと、ラッキーなはず。強く生きるのよ。と、われながら、無責任な事を考えながら、チャボのととさんずとあそびはじめた、あたし。

「とと、おいで。
     ミミズでも探そう」

クワを片手にととを引き連れて、コンポストコーナーへ。ここは、亀井丸の運動場がある庭と網一枚をへだてているだけですが、亀井丸はその網のため、ここへは入れないので、反対方向から、玄関を回って、裏庭を通るというえ、敷地を一周しなければたどりつけない、最も遠い場所になります。しかも、玄関がわを回るということは道路が側にひらけているので、とことこ、出ていくことにウエルカムな状態です。

表の庭にいないということはもう、この家にはいない

そう、信じてあきらめて、ととのためにみみずをさがそうと、積み上げた落ち葉をほりかえしておりました。

ごつん。

プラスチックを掘り当てたような クワの感触。
そこには見覚えのある亀甲模様

あ〜〜〜〜!!
亀井丸ちゃん!!

いるわけがないと最初から思っていて、捜索していなかった、場所。こんなところにいたなんて!野宿したんだね〜〜〜。(T_T)
よかった、ぶっすり、クワをささなくて。

名前の大吉ぶりが功をそうしてか、無事に亀井丸さんを発見することができました。

思っても見ない、行動力と駆動力で脱出を計ることがよっく分かりました。しかも、力がかなり強い。

足場になるような高さのあるものは撤去し、再び平穏な日がおとずれたのでありました・・・・・んが!

亀井丸さんに第2の
危機
が迫ろうと
していることは、
このとき知る由も
なかったのだ!!!

つづくのだ。




ここほれ
こけこ
リクガメ亀井丸 TOP


ページ検索でこのページを開いてくれた方へ。 ぜひ、玄関からお上がりください! http://nyomunyomu.fc2web.com
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送